榊原豆腐店 of 銚子セレクト

外川の町中を歩いていると和の雰囲気で街の風景となじみながら一風変わった建物があります。外川の古い街並みに合わせたデザインで、しかも少しオシャレ。
「フ」という文字が１０個、建物の上部に立体的に書かれているのが目印。「フ」が１０、「トーフ」。
明治42年創業、約１００年前からお豆腐を作り続けている老舗です。



「とうふ」と書かれた布幕（立て書きを横向きに？）をくぐってお店に入ると商品がずらっと並んでいる。その向こう側は作業場で、豆腐作りの様子が丸ごと目に入ってきます。作っている工程、作った商品が、嘘偽り無く提供できるという考えから、お客様から全てが見えるようにしたそうです。

井戸水を引き、何ヶ所も浄水器を使い塩素や不純物を取り除いたという『水』と『にがり』にこだわっています。





お豆腐はしっかりとした食感で、大豆の味もしっかりあります。今まで食べていた白くて柔らかい固まりは、お豆腐じゃなかったのかな？と思うくらいしっかりと主張のあるお豆腐です。
もめん、きぬごし、焼き豆腐の3種類。ほかに寄せ豆腐、ざる豆腐があります。

店長のお薦めは限定数販売の「揚げざる豆腐」。電子レンジで少し温め、ポン酢をかけていただくと美味しくてあっという間に食べきってしまいました。

そして、だだ今人気急上昇中のオリジナル豆腐プリンは、福岡県産の大豆、フクユタカとこだわった水を使って作られています。
この豆腐プリンに合う黒みつときな粉は、試行錯誤しながらやっと見つけたそうです。にがみのない柔らかな味の黒みつ、しっとりとからみつくきな粉がピッタリとマッチし、美味しくて美味しくてくせになりそうです。メタボの方、ダイエット中の方にもオススメですね。

外川の街を愛し、とうふ作りに徹底したこだわりと愛情を注ぐオーナー店長榊原さんの情熱がすべての商品に行き渡っているという感じです。

◆藻塩にがりを使用しています◆
海藻（ホンダワラ）を原料として、天然塩を工程の中で分化させて作ります。
マグネシウム、ヨウ素などの各種ミネラルを含んでいます。

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