ヒゲタ醤油 of 銚子セレクト

銚子は昔から漁業と醤油の町として栄えてきました。中でも醤油は２大メーカー、ヒゲタとヤマサがあり、今回はヒゲタの限定醤油を中心に紹介します。
１、本膳・・・・こちらは限定品ではないけど、超高級割烹料亭などで使われている醤油です。ヒゲタ醤油のお得意先である『つきじ田村』の初代社長さんからの『醤油はもっと旨くないとあかん』の一言で開発に踏み切った商品。



現行の濃口醤油より塩分が少なく、旨味成分を特選醤油より多くし、色は淡く仕上がっている。ヒゲタで開発した『低温諸味醗酵法』により出来た醤油の横綱的存在である。

２、玄蕃蔵・・・元和二年（1616年）ヒゲタ醤油の醸造を銚子の地で始めた田中玄蕃に因んだ製品をと開発された。



原料は厳選した国内産の大豆、小麦、食塩とこだわりがあり、寒仕込で春、夏に醗酵させ秋に熟成と年一回の製造。また、田中玄蕃の記録のまま製造方法も忠実に再現して作られている。（諸味の醗酵後期に米麹を添加する）本膳とは違った美味しさでソフトでマイルドな昔の醤油と言われている。
一年一度、重陽の節句（9月9日）に蔵出、限定品（500ｍｌ入1800円３万５千本）


３、高倍・・・・第13代田中玄蕃直太郎が醤油醸造家も守護神があるはずと考え、調べた結果、高倍神（ﾀｶﾍﾞﾉｶﾐ）は、わが国の料理の祖神とあり特に、醤油、調味料の神として祀られている（現千葉県千倉町）それに因んで開発された製品。



太陽・水・土・自然に感謝し厳選した国内産の大豆、小麦、食塩を使用。年に一度の製造で、蔵出は新穀感謝祭の日（11月23日）、限定品（500ｍｌ入　1800円　1万本）